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2008年 12月 31日

京都:東山

清水寺 本堂(国宝) この寺は1200年以上にわたる歴史を持っているが、9回も火災にかかっていて、現在の建物のできたのは1630年ころ、したがって建ってから370余年しかならず京都では決して古い物ではない。しかし焼けても焼けても在りし日の姿に復興されたのは、まことに信仰の力によるものであった。
寺伝によると770年頃すでに草庵が営まれていたが、798年時の将軍で伝説的にも名高い英雄 坂ノ上田村麿が深くこの寺に帰依し、本尊の千手観音を作ってこの寺に納めた。つづいて807年に田村麿夫人がその寝殿(貴族住宅の正殿)と炊事屋を施入し、それによって堂宇が広大されたといわれる。
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清水寺 音羽の瀧 本堂東側の石段を下ったところに、3本の懸桶(カケヒ)から流れ落ちている。長い柄杓に受けて飲むようになっているが、右から長寿・健康・勉学に効くとか。 
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法然院 山門 風流な茅葺の山門と大きな盛り砂、杉苔の庭などがいい雰囲気の寺。参道の藪椿が咲く3月中旬から4月上旬、楓が色ずく11月中旬から下旬が美しい。谷崎潤一郎の眠る墓もある。
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by Y-Bettai | 2008-12-31 18:31


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